
香港の万利達科技有限公司(Manli Technology)が製造するポータブルアンプ
Woodstock NXを秋葉原サンコーレアモノショップにて購入しました。
12月21日までセールのため、¥32,800で購入できました。
万利達科技有限公司について
万利達科技有限公司(Manli Technology)は1996年に設立された会社です。
主に、PC部品(マザーボード・グラフィックカード)やモバイルアクセサリー、小型PCや3Dプリンタなど
幅広い製品の製造を行いグローバルに販売を行っているメーカーです。
このManliよりポータブルアンプが発売され、秋葉原のサンコーレアモノショップにて
取扱がはじめりましたので12月21日のポタフェス終わりに購入してみました。
製品のスペック
サイズ | W130×H68×D25(mm) |
重量 | 239g |
チップセット | OPA2134+LME4910 |
最大出力 | 680mW + 680mW |
S/N ・ DR | 110dB |
端子 | 3.5mmステレオ |
電池 | 3.7V Liポリマ 5000mAh |
連続使用 | 約10時間 |
充電時間 | 約5時間 |
詳細は下記URLをご覧ください。
→//www.thanko.jp/product/7044.html#spec
製品の特徴
・32Ω負荷時に680mWの高出力を実現
・5000mAhの大容量を活かしたモバブ機能付き(5V/1A)
・バッテリー残量の表示機能付き
・充電しながらアンプ機能を使用することが可能
・430mmUSB充電ケーブルと530mmステレオミニ-ミニケーブル付属
・ダイナミックレンジ・S/Nともに110dBと安心の性能
・5000mAhバッテリーを10時間で使い切る大食いな構成
バッテリー残量の4段階表示機能

アンプ背面、給電用のUSB-Aポートと充電用のMicroUSBジャック

付属品など、アンプ本体・ハーネス・取扱説明書(日・英)など

簡易レビュー
レビュー時点で20時間ほどアンプを使用しています。
上の通りにポタアンにモバブがくっついたなかなかのキワモノだが音は思いの外良かったです。
わずかにかまぼこ気味でスッキリ美音タイプなサウンド、低音は量は多くないものの
駆動力があり力強さがあります。
低音にだらしなさはなく制動がはっきりし、AHA-120などのアンプと比べても同様のことがいえます。
PMAの低音をより深くしっかり駆動させたかのような印象です。
中域は凹みなく粒感や密度感は良好。音に潰れがなく標準のAHA-120よりは
嫌味や曇がないように思います。
高音は中域と同様に粒感がありさらさらとなります。特別レンジが広いわけではありませんが
スッキリとしたストレートな響きです。ソフトですがややかすれがあるためお使いの機種によっては
きつさを感じる可能性はあるかもしれません。良くも悪くも音のアクセントとなっているように思います。
解像度は十分高め、SINKやAHA-120など大型アンプと比べても文句はありません。
分離も良好、定位はバシバシと決まるわけでもなくポタアンなりの鳴り方をします。
低音のドライブ感は良好でポタでありながらヘッドホンをしっかりドライブできる点に
良い印象を抱いております。
一方で、ケースが曲面になっている点・ゲインが高めな点に使いにくさを感じております。
持ち運びの際に上下ひっくり返して使う、ボリュームの扱いに気をつけるなど注意が必要でしょう。
ただ、価格の割には悪くなく据置チックにパワフルなアンプですので
個人的には素直におすすめしたい一機です。(キワモノですが
詳細なレビューはまたいずれ。