
Ao lai er Technology製のポータブルヘッドホンアンプ、「B1」を購入しました。価格はUSD$229です。(DHL送料込)
Ao lai er Technology社 Auneについて
Ao lai er Technology有限公司は中国の武漢市に拠点を構える会社です。
主にHIFIオーディオ機器の製造を行っている会社でデジタルオーディオに強みがある会社です。
この会社が抱えるオーディオブランドの1つAune。研究開発技術者には国内外問わず工学の修士号・博士号を持つ技術者で構成し、
個人個人の高い技術力をバックボーンとして完璧を追求する製品開発を行っております。
今回は、音響の専門家集団のAuneが作り出したポータブルアンプ「B1」を
Aune公式Shopより購入しました。日本円で約30,000円でした。
Aune B1の特徴など
主な特徴と製作の経緯などは下のとおりです
・A級動作 ディスクリート構成のポータブルアンプ
・純アルミニウム切り出しの筐体を採用(サイズは110*18*65(mm))
・強化ガラス・革を筐体にあしらった個性的なデザイン
・シンメトリー状の美しい回路構成(強化ガラスより覗けるようです)
・Vishay製金皮抵抗, 積層セラミック, タンタルコンなど部品単位での細部のこだわり
・A級動作に由来する駆動力のある低音と温かく華麗な中高音域
・BIAS電流調整スイッチとゲイン調整スイッチ(5dB/15dB)の搭載
・大容量4000mAhのリチウムバッテリー(おそらく3.7v)を搭載
・±9Vのハイパワーかつ安定した電源供給(おそらく昇圧)
・ランタイムは5h~10h(バイアスモードにより変動)
・左側面のスイッチでバッテリー残量の確認が可能(5段階)
・micro USB(5V)によるバッテリーの充電機能
・SE535,IE80,K702,HD800,Hugoなどハイエンド機とプロの音響技師による音の校正


その他
オーダーは9/1の夜。中国の件でほどよく円高傾向になったタイミングで注文しました。
タイミング合わず業者さんの休日と重なってしまったため、発送は休み明けにDHLにてされます。
日本への発送は特に問題なく、DHLで発送可能な地域ならどこにでも送ってくれるでしょう。
製品の紹介自体は自画自賛の部分もあり多少の胡散臭さは感じましたが、
A級仕様のディスクリートと面白い構成で、美しいシンメトリー構造の回路を強化ガラスの窓で魅せる演出、
革を採用するなどなかなか思い切りの良いデザイン。不思議とPhonokaやBlackBullなどのアンプを連想しました。
S/N比も124dBとポータブルとしては優れた数値。部品もこだわってるとかであれもこれも感はありつつも
円高と熱心なアピール、見た目美しいデザインについつい乗せられてしまいました。
乗せられたと言いつつも美しいシンメトリー構造の回路をガラス窓で魅せる演出は堂々たるもので、
回路をデザインとして露出させてしまうあたりにも不思議と自信のようなものを感じています。
それでは欠点がないのかと言われたら恐らくあるでしょう。しかしながら届いてからでないと正直なところわかりません。
隙の無さに一抹の不安を感じてはいますが、期待の気持ちと共に到着を楽しみにしたいところであります。