2019-04-30

ラズパイポータブルオーディオの入門準備



Raspberry Pi 3を活用したポータブルオーディオ環境の構築をはじめていきます。









ラズパイオーディオをはじめる理由







中学生の頃に初めて自身で購入したイヤホンの低音にどハマリしたことをきっかけにポータブルオーディオを始めました。高校に入り、いわゆるオーディオオタクと呼ばれるような人と出会い、補聴器の部品を使った高音質なイヤホンがあることをしり、高級でありながらも頑張って購入したところから私のポータブルオーディオが本格的にはじまりました。





上は2006年から2009年頃の出来事であり、イヤホン沼に落ちたのをきっかけに順調にポータブルアンプ、DAC、DAP、ケーブル、ヘッドホン、自作と沼に沈み込み、ほそぼそとオーディオを続けながら現在に至っています。平成も間もなく終わりますが、技術の発展とともにプレイヤー単体でもとても良い音がなるようになり、正直なところ手間のかかるラズパイにいかずとも手軽に充分に良い音で音楽鑑賞もできるでしょう。





それでも、人間の欲は尽きないもので更に良い音を求める欲求があり、手軽な環境で鑑賞をする範囲では対応できず、外では音楽を満足に楽しめなくなっていたことに気づきました。手持ちの環境はHiby R6SSとAHA-120という外付けのアンプでポータブル用とでは充分な環境であろうと思われます。





アンプは回路や部品など手軽にカスタマイズすることもできますが、プレイヤーについては分解そのものが難しかったり、故障のリスクも大きくはばかられたりする部分もあります。そのためDAC周りに手を出すこともできず、かつポータブルしやすい専用の外付けDACというのも選択肢が限られたものになります。





上の通りにDAP(DAC)周りがポータブルオーディオにおいてボトルネックになりやすいように感じています。手軽なDAPを使用するのではなく、ラズパイを活用することでもっと、再生環境やDAC自体にテコ入れをすることができるのではないかといった期待感を持っています。通常のDAPを使用する際に受ける音響的な回避しつつ音質の向上を目指してラズパイを活用したオーディオを進めていきます。長くなります為、詳細については割愛して環境構築の際にメリットやデメリットを述べて行くこととします。





使用材料など













Raspberry Pi 3にTerra-Berry DAC2+をさしてラインアウト専用のDAPのような構成にします。電源にはモバイルバッテリーを使用して、RasPiとDACに独立して電源を供給します。電源のやり取りのためにオヤイデやマルツからUSBコネクタやDCジャック・プラグやパネル取り付け型のステレオミニジャックを調達します。





ケースはアルミケースを使用します。Raspiにピッタリ合うようなケースだとジャックなどを内蔵することができないため、リンク先の品はジャックを内蔵させるスペースもあるものを選びました。ファン付きのケースを中心に探してみるとジャックも内蔵できるようなケースを探しやすいでしょう。サイズをコンパクトにする必要もなく、かつPC本体のノイズを遮断するようなシールドがほしい方は、AVIOT CASE 01 PCケースのようにオーディオ用途の専用ケースがおすすめです。





今、書いている時点ではGWですがDACは発注中で、ラズパイの設定を進めつつ準備をしています。GWが終わりDACが届いたら箱詰めの準備や音についての取り組みなどアップロードしていきます。